楠本医師ブログ

こんにちは、楠本です。


以前ヒアルロン酸治療 初級編としてヒアルロン酸の概要について解説させていただきました。
今回は具体的に治療するにあたりよくある質問について解説していこうと思います！😄

よくあるQ&A
・ヒアルロン酸施術後のケアや注意点は何ですか？
基本的に大きなダウンタイムはありませんが、内出血リスクがあるため施術直後に血流のよくなるようなことは控えておきましょう！

また、注入部位によってはうつ伏せなどで圧を加えるとヒアルロン酸が動いてしまう場合があるのでしばらくは注意お願いしますね。

・ヒアルロン酸副作用はどのようなものがありますか？
①内出血
針を刺す施術になりますので、どうしても一定の確立で内出血は起こってしまいます。
特に目元に関しては細かい血管が豊富で内出血リスクは他部位と比較して少し高い印象です。
ただ、内出血出現してしまった場合でも約２週間程度で落ち着きますのでご安心ください☆

②チンダル現象
皮膚の浅い部分（目の下など）にヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸が透けて見えて青っぽく見えてしまうことがあります。これを「チンダル現象」を呼びます。
薄い部位にたくさん注入すると、吸収されずに残ってしまうことが原因です。
目元などが最も起こりやすい部位になりますので注意が必要ですね。目元の窪みにはPRP治療がオススメですよ☺

③しこり
ヒアルロン酸の投与量や硬さの選択を誤ったり、皮膚の厚さに応じて適切な深さに注入していなかったりすると注入したヒアルロン酸が固く残ってしまい、しこりになることがあります。
当院ではしっかりと技術習得したドクターが注意して投与させていただきますのでご安心ください。

④塞栓
ヒアルロン酸で最も注意が必要な副作用として血管塞栓が挙げられます。
ヒアルロン酸を血管内に誤って注入してしまうと血管が詰まってしまう現象です。解剖をしっかり理解することでリスクを下げることができますので、しっかり解剖を理解したドクターでの施術をお勧めします。

・痛みや腫れを最小限に抑えるための対策はありますか？
施術自体は針を刺す痛みがあるものの、基本的には麻酔なしで施術可能です。当院ではしっかり局部を冷やしてからの施術となります。
一部を除き、ヒアルロン酸製剤中に麻酔成分が入っているものが多いので、施術の痛み軽減に役立ちます。
必要な場合は笑気麻酔の併用や、事前に貼る麻酔を購入することもできますのでお声掛けくださいね！
腫れに関しては、内出血が起こらない限り大きくは目立たないと考えてもらって大丈夫です。

・ヒアルロン酸施術の頻度について注意はありますか？
基本的にヒアルロン酸自体に投与制限はなく、短期間で何度打っても問題はありません。
ただし、1年程度は持つとされていますので基本的には物足りなさを自覚されてから追加する事をお勧め します。
ヒアルロン酸を入れすぎると顔のボリュームがぱんぱんになり、いわゆるヒアルロン酸顔になっていきますので、当院では必要量のみ投与する事をお勧めしております。一緒に相談していきましょう！

・ヒアルロン酸を使用した整形手術は他の美容医療手術と比較してどのようなメリットデメリットがありますか？
1番のメリットはやはりお手軽さになります。
メスを用いる事なく顔のバランスを整えることが出来るため、ダウンタイム取れない方や、あまりバレたくない方にもおすすめです。
ただし、先ほども言ったように内出血リスクはありますのでそこは要注意ですね！

デメリットとしては、お手軽さの反面、限界もあります。ヒアルロン酸だけではやはり手術や糸リフトに勝てない場面もあります。
限界を知った上で出来る範囲内での施術をお勧めさせていただきます。

・クリニック選びで気をつけることは？
まずもちろんですが、クリニックによって価格のばらつきがありますので、納得のいく価格帯のクリニックをお探しください。
ヒアルロン酸の価格に加え、高い手技量が取られるクリニックもあるので、しっかり調べてくださいね～

当院では0.1cc単位から投与可能で、1本毎の買い取り価格も用意しております。2本目からは更にお安くなりますのでお買い得です。

そして最も大切なことは、ヒアルロン酸はしっかり解剖を理解した上でリスクを回避しつつ適切な部位に適切な深さで適切な量を投与する必要がある施術です。しっかり技術習得しているドクターが在籍するクリニックでの施術をお勧めします。

また、ヒアルロン酸はバランスが大切ですので。施術するパーツだけではなく、顔全体のバランスを見渡すことの出来るドクターに施術してもらえるとなおいいですね☆


以上になります。
ご精読ありがとうございました。
少しでもヒアルロン酸治療に興味持たれた方はお気軽におこしくださいね☺