ドクター・スタッフブログ
菅野医師ブログ
【症例写真】まぶたが重い“眼瞼下垂”
こんにちは、恵聖会の菅野です。
蒸し暑い日々がようやく落ち着いてきて、秋の訪れを感じる季節になりました。
最近、たまにですが、患者さんから「一緒に記念写真を撮りたい」と言われることがあります。
患者さんとの写真撮影は大歓迎ですので、希望される方はお気軽にお声がけください。
ただし、盗撮はご遠慮ください(笑)
眼瞼下垂について
今日は眼瞼下垂のお話をしようかと思います。
眼瞼下垂とはまぶた(瞼)が下がって視野が狭くなってしまう状態のことを言います。
原因としては
①まぶたを開く筋肉が弱い
②まぶたのたるみが多くて、まぶたが重い
などがあります。
先天性のものには①が多く、加齢性にだんだんとまぶたが重くなる人には②が多い傾向があります。
ただ、たいていは①②両方の原因が重なっているケースが多い印象です。
眼瞼下垂の手術方法
主に「挙筋前転術」というのが行われます。
こちらのページに症例写真を多数掲載しておりますが、当院での眼瞼下垂手術は、ほとんどがこれになります。
この手術法は、二重形成における「全切開手術」とよく似ていますが…
全切開手術では、皮膚のたるみをとって二重の癖付けを行います。
一方、挙筋前転術は、先ほどの全切開の工程に加えて、まぶたを上げる筋肉(正確には筋肉の膜)を折りたたんで、まぶたを開けやすくする操作も行います。
実際のところ、通常の全切開でも自然な二重を作ることで、多少見開きが改善することがあります。
ただ、積極的に見開きを改善させる場合は、眼瞼下垂手術が適応となります。
眼瞼下垂の症例写真
いずれも挙筋前転術による治療後の写真になります。
目の印象が変わり、目に光が入っているのがわかると思います。
ただ、今回ご紹介した挙筋前転術の他に、患者さんの眼瞼下垂の状態によっては、筋膜移植術などが適応となる場合もあります。
ご興味のある方は一度、カウンセリングまでお越しください。
眼瞼下垂の治療についてはこちら
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