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骨切りVライン形成症例紹介 シャープな人をもっとシャープに!?

こんにちは。
小学校2年生の息子に「パパって本当にお医者さんなの!?」と言われてしまった田川です。
なのでクリニックに見学に来てもらいましたが、パパの姿をあくびして見ていました…

田川先生写真

前回のブログは、骨切りVライン形成スタッフインタビューでした。前回のブログはこちら



インタビューした2人がどう変わったか、2回に分けて症例紹介をしていきたいと思います。

今回はスタッフSさん。
術前の会話はこんな感じでした。

  • 田川医師

    田川Dr.

  • 正面から見たらシャープだけど、何をしたいの?

  • Sさん

    スタッフS

  • エラを切ってシャープに見せたいんです!

  • 田川医師

    田川Dr.

  • もう既にシャープだよ。。。

それでは早速、症例写真を見ていきましょう。

術前のやり取りをにも書きましたが、既にシャープなんです。
ただ、斜め横から見ると、エラが結構しっかりしているなという印象と、正面から見ると少し面長に見えるので、それを解消するならいいんじゃないかという話をした上で手術した症例になります。

なので、正面は…
「え?骨切ったの?」
「あんまり変わってないんじゃないの?」

という感じに見えるかもしれません。

Vライン形成症例写真・正面

やはりこれだけシャープで細みの人が更にシャープにするような手術をしてしまうと、ちょっと細過ぎ、面長過ぎかなと。
そのため今回は、横と斜めから見たラインが綺麗に見えるようにデザインをしました。

斜め横からを見てもらうと、一目瞭然。

Vライン形成症例写真・斜め横

元々痩せていて、骨の輪郭もシャープに見えているので、術前は角張ったエラが目立ちます。

術前と術後を比べると、細さはキープしつつ、面長になり過ぎず、エラの角張った箇所が綺麗に取れています。
今回のメインは、エラ張り、エラの角張り解消なので、そこはしっかりすぎくらい切っています。
やり過ぎると、少し犬顎(耳たぶの下から角がなく、顎までが真っ直ぐのライン)っぽくなりますが、そこは患者さんと事前に話して決めますので、全員がこうなるというよりは、好みに近づける、という感じにしています。
今回は角張っているのが嫌、ということなので少しオーバーに切っています。
またシャープに見えすぎないよう、下顎を少しだけ短くしました。

当院は、院内に3DCTを完備しています。
術前はもちろんですが、術後も撮影したので、骨でも比較してみましょう。

Vライン形成症例 3DCT比較画像

正面のBeforeは、先程見た実際の写真より四角く見えませんか?
骨の形というのは、これだけ顔がシャープな人でも意外とこのような感じで四角いことが多いです。
そして、写真(実際の顔)よりも3DCTで見る骨の方がシャープになっているのはすごく分かります。
骨でこれだけシャープに変えても、実際の正面の変化はこのくらいというのも注目していただければなと思います。

この他、正面で、顎を少し短くして少し前に出す手術をしています。
切り方に関しては、今回僕は三角形で行いましたが、四角形でやる先生も居れば、台形でやる先生も居ます。
これはそれぞれメリットデメリットがあり、先生の考え方次第で術式を選ばれることが多いかなと思います。
今回は短縮量をそこまで大きくせず、且つ前に少しだけ出したかったので、この形を選んでいます。

Vライン形成症例 3DCT比較画像 2

さあ、ここで注目!
“穴”みたいなものが見えます。

骨の穴3DCT画像

これはヒアルロン酸で骨が溶けた部分です。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、大量のヒアルロン酸を入れてしまうと、その圧力がずっと骨にかかり骨が溶けてしまいます。これは、その跡です。
適切な量を適切な位置に打てば、そう簡単には溶けませんが、大量に注入してしまうと骨が溶けるので、知識として知っておいてもらうといいのかなと思います。

いかがでしたか?
次回、2人目の症例紹介「小顔なのにもっと小顔に!?」につづく。
それではまた。

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